榎本海月ピックアップ

榎本海月の連載

No.65 「アテン ―エジプトでは特異な唯一神」

宗教改革に利用される 基本的に多神教であるエジプトの信仰だが、実は一時期だけ一神教が広まったことがある。それが「アテン」の信仰だ。アテンはもともとは多神教としてのエジプト信仰の一部だ。複数存在した太陽神の中の一柱であり、中でも南中高...
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No.64 「アモン ―都市とともに存在する」

都市の成長とともに拡大する神 アモンもまたラーと同じくエジプトで広く信仰された神である。しばしばラーと習合、つまりまとめた存在とみなされ、「アモン=ラー」と呼ばれた。もともとアモンはエジプトの都市テーベ周辺で信仰されていた神で、「隠...
榎本海月の連載

No.63 「ラー ―太陽神は移り変わる」

エジプトの偉大な太陽神 ラーはエジプト神話における太陽太陽神であり、主神に位置づけられる神である。エジプト神話には原初の水と呼ばれて巨大な球体の姿をしていた神ヌンと、そこから自ら生まれて世界を世界を作った創世神アトゥンが存在する。そ...
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No.62 「ニコラスとエティエンヌ ―少年十字軍」

神がかりの少年たち ニコラスはドイツ人、エティエンヌはフランス人。どちらもまだ若い少年であった。彼らはともに1212年に起きたいわゆる「少年十字軍」事件の主要人物である。この二人に煽動されることで無数の人々が巡礼のため聖地エルサレム...
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No.61 「サラディン ―「敵ながら天晴れ」」

エルサレム奪還の英雄 一般に「サラディン」として知られるがこれはヨーロッパでの通称であり、正しくは「サラーフ・アッディーン・ユースフ・ブン・アイユーブ」。クルド人の生まれで、軍人から出発して宰相になり、自らの王朝であるアイユーブ朝を...
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