榎本海月ピックアップ

榎本海月の連載

No.80 「ガウェイン ―板挟みになった「太陽の騎士」」

「太陽の騎士」 ランスロットが「湖の騎士」であるならば、ガウェインは「太陽の騎士」と呼ばれた男だ。これは彼が持っている不思議な力から来ているものとされる。ガウェインの力は正午に向けて増し、夜に近づくごとに衰えた、という。これはアーサ...
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No.79 「ランスロット ―円卓最強、「湖の騎士」」

「湖の騎士」 ランスロットはアーサー王に仕えた円卓の騎士の中でも最高の騎士と謳われた人物である。父親はアーサーの同盟者のひとりだったが死に、ランスロットは湖の妖精に育てられたのでふたつ名を「湖の騎士」という。同じ円卓の騎士のガウェイ...
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No.78 「ルキウス ―アーサーの敵は架空の皇帝」

敵役としてのローマ皇帝 ルキウスはアーサー王伝説に登場するローマ皇帝であり、その物語の前半クライマックスを飾る敵役である。彼が登場するのは、アーサーがブリテン王国の内紛を治めて平和が訪れた直後のことだ。もともとローマ帝国の支配下にあ...
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No.77 「アーサー王 ―騎士道物語の典型き」

英雄の数奇な一生 アーサー王伝説はいわゆる騎士道伝説(騎士が怪物や強敵を倒し、女性や弱いものを助けて、偉大な功績を残す物語)の典型例とされるイギリスの伝説だ。史実をベースに、さまざまな物語がまとめられる形で成立したもので、後世にも多...
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No.76 「ダンテ ―政治への挫折と『神曲』」

政治運動に挫折し ダンテ・アリギエーリはイタリア最大の詩人とさえ呼ばれるルネサンス期の人物で、『神曲』の著者としてよく知られている。フィレンツェ小貴族の家に生まれた若き日の彼は文学に親しむ一方で、フィレンツェの市政にも深く関わってい...
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