ありえない〇〇発想法

榎本秋のクリエイト忘備録

アイディアを1から作るのはとても難しいことだと思います。
そこで、小説家、漫画家、イラストレーター、ゲーム業界の志望の方にここ数年行っている演習があります。
それが「ありえない〇〇」です。

・ありえない修学旅行
・ありえない移動手段
・ありえない学校

など身近なものを「ありえない!」くらいに変化させてみましょう。

既存作品を元にしているわけでもないので、考えた人ご自身のオリジナルになります。いいものができれば作品にしてみましょう。
またはグループワークとして数人で話し合いをするのもオススメです。

文章系の方たちはそのアイディアの中でいいものができたら、世界観やなんでその「ありえない」が確立しているかを考えてみましょう。先日お話した魔法と同じく、なんでもありにすると都合が良すぎるためです。
イラスト系のみなさんは、そのアイディアのイメージイラストを描いてみましょう。

実際に、個人ワークやグループワークを各地で行わせていただいていますが、アイディアを考えるのが苦手な方も発想しやすくなるみたいです。
是非試してみてください。

榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

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