事実ってやっぱり面白いですよね

榎本秋のクリエイト忘備録

「事実は小説より奇なり」とよく言いますがが、日々ニュースを見ているとこの半年は特に

・小説にしたら面白い
・いや、ベタすぎるでしょう


みたいな事件が溢れています。

小説家志望の人にぜひ行ってほしいのが、気になった事件の後を追うことです。
大体においてセンセーショナルな場面しか大きく扱われないので、「その後どうなった?」と追うことはとても大切です。
大きく騒がれたけど実は冤罪だった、などということもありますし。争いの形勢が逆転してるなんてことも。
話が二転三転することも珍しくなく、今こうなってるの!? と驚くこともあるでしょう。

あとは自分が若い頃に一世を風靡した人が今どうしているかなんかも調べると面白いですよね。
ご自分たちでもネタにしていますが、オリエンタルラジオさんなんかはその良い例です。
デビューしたてで大ブレークし、一度消えてからの復活劇などは、エンタメ創作的にも興味深い。

一発屋芸人と言われている人にも、実はTVにあまり出なくなっただけで地方のイベント仕事でものすごく稼いでいる人なんかもいるわけです。

ということで、興味のあったことや昔気になった歌手や芸人さんの今を調べたり、今ハマっている人の数年後を調べてみるのも創作の肥やしになります。

榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

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