日常のびっくりもすべて創作の肥やしになる!

榎本秋のクリエイト忘備録

日々普通に生きているだけでもたまに驚くことがあると思います。
それは皆さんの創作作品の広がりを示すワンポイントになります。

最近私が遭遇したびっくりなことは、新幹線の窓際の席に座っているときです。新幹線には窓側の席に帽子掛というのがあります。
私が窓側の席に座っているときに、となりの通路側の席に来た人が、その帽子掛にコンビニ袋をかけたのです。今まで20年以上新幹線を利用していますが、はじめてのことでした。
びっくりしってちょっとネット検索してみると、さすがにコンビニ袋はありませんでしたが、通路側の人が帽子掛にコートを掛けて、窓側の人が圧迫されて困ったという話は色々と見ることができました。
相手の気持ちがわからない人がやるものだなぁと思いました。ちなみに、その通路側の人の網掛けにはなにも入ってなかったのです。

この人は、何を考えてこんなことをしたのでしょうか。
これまでもこんなことをしていたのでしょうか。

そこからなにか事件を作れるかもしれません。

なにかびっくりすることがあったら冷静にそのことを分析してみましょう。
なんでそうなったんだろう。その人は何を考えているんだろう。
そうした色々な経験で、自分の中のキャラクターの幅が広がっていくのです。

榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

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