配役のテクニック

キャラクター

キャラクターのイメージが詰めない、固まらない、という人は多いはず。
そういう人は、抽象的なイメージを扱うのが苦手な人が多いようです。
そこでオススメ。

「このキャラはどんな俳優(声優)が演じると適役かな?」

と考えるのです。
榎本メソッドではこれ、「配役」のテクニックと呼んでいます。

抽象的なイメージをうまく固めることができないなら、具体的な人にしてしまう。
漫画ですと肖像権の問題も出てくるかもしれませんが、
小説なら具体名を出さない限り権利は抵触しません。あくまで頭の中でモデルにするだけですから。

また、アニメやドラマの脚本家が羨ましがることに、
頭の中でモデルにするだけなら誰でも使い放題です。
今の人、過去の人、若い頃の姿。やりたい放題です。
ドラマ好き、アニメ好きの人にオススメですよ。

【執筆者紹介】榎本海月(えのもと・くらげ)
オタク系ライター、ライトノベル編集者。榎本事務所に所属して幅広く企画、編集、執筆活動に従事。共著として『絶対誰も読まないと思う小説を書いている人はネットノベルの世界で勇者になれる。』などがある。2019年にも新刊『この一冊がプロへの道を開く!エンタメ小説の書き方』『物語づくりのための黄金パターン117』『物語づくりのための黄金パターン117 キャラクター編』(ES BOOKS)、『異世界ファンタジーの創作事典』『異中世世界創作事典』『神話と伝説の創作事典』(秀和システム)を刊行。PN暁知明として時代小説『隠密代官』(だいわ文庫)執筆。講師としては愛知県名古屋市の専門学校日本マンガ芸術学園にて講義を行い、さらにオープン参加形式で【土曜セミナー】毎月開催中。

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