ファンタジーを書くために過去の暮らしを知ろう! 第8回「道具が簡単に手に入らなかった時代がある」 ものに満たされた「いま」 「いま」を生きる私たちは、便利な道具を安価かつ手軽に入手することができる。ちょっとした生活用品が100円で買える店もすっかり定着した。さらに言えば使い捨て、つまり一度使ったらそれで捨ててしまう道具も随分増え... 2020.07.24 ファンタジーを書くために過去の暮らしを知ろう!榎本海月の連載
ファンタジーを書くために過去の暮らしを知ろう! 第7回「奴隷解放と物語」 自由の価値 創作の中で奴隷という存在を出すのなら、奴隷から解放されることは幸福か、ということも考えていかなければならない。もちろん、死につながるような過酷な労働から解放されるのは、多くの人にとって幸福に違いない。財産が持てる、家族が... 2020.07.22 ファンタジーを書くために過去の暮らしを知ろう!榎本海月の連載
ファンタジーを書くために過去の暮らしを知ろう! 第6回「時代と地域ごとに奴隷もいろいろ」 「いま」奴隷は許されない存在だけれど 皆さんは「奴隷」という言葉にどんな印象を持たれ、どのような存在をイメージされるだろうか。多くの人が思い浮かべるのは、アメリカにおける黒人奴隷だろう。アフリカからアメリカ大陸へ連れてこられた彼らは... 2020.07.20 ファンタジーを書くために過去の暮らしを知ろう!榎本海月の連載
ファンタジーを書くために過去の暮らしを知ろう! 第5回「関所・通行料の問題と解決のあれこれ」 商人たちと信長の解決 交通を阻害し、経済発展を邪魔する各地の関所と通行料について、人々はどのように立ち向かったか。たとえばヨーロッパでは各商人が地域の領主たちから通行料・関税の免除の特権を獲得したり、あるいは都市同士が「私たちに所属... 2020.07.18 ファンタジーを書くために過去の暮らしを知ろう!榎本海月の連載
ファンタジーを書くために過去の暮らしを知ろう! 第4回「道を歩けば金を取られた時代があった」 通行料はなぜ求められたのか 「いま」、普通の道を歩いていたり、隣の都市に出かけたりするだけでお金を取られることはあまりない。通行料や入場料を要求されるのは、高速道路のような特別な道、あるいは特別な建物に入るときだけだ(他国へ商品・荷... 2020.07.16 ファンタジーを書くために過去の暮らしを知ろう!榎本海月の連載