27時限目「歴史を学ぶ意味」

榎本海月の連載
その27:日本史のすすめ

クリエイターのための歴史のすすめ

私はよく授業で歴史の話をします。これは雑談の一種ですがそれだけではなく、生徒の皆さんに興味を広げてもらうためです。
特に歴史は人類の営みの記録そのもので、一つの物語でもあります。政治や社会がどのように動くのか、どんなドラマチックな事件があったのかを知れば、同じような物語を作ることに役に立つのです。

歴史の流れを掴む

歴史で大事なのは年号や人名ではない、と私は考えます。大事なのは具体的な「誰がどうした」ではなく、スケールの大きな対立や争いがどのような構図で起きるのかを知ることです。その視点で考えると、時代が変わっても人間のやることはそんなに変わらないことがわかってきます。
では、その変わらない人類の営みとは何か? 詳しくは動画で紹介していますので、是非見てください。


【執筆者紹介】榎本海月(えのもと・くらげ)
オタク系ライター、ライトノベル編集者。榎本事務所に所属して幅広く企画、編集、執筆活動に従事。共著として『絶対誰も読まないと思う小説を書いている人はネットノベルの世界で勇者になれる。ネット小説創作入門』などがある。
2019年に新刊『この一冊がプロへの道を開く!エンタメ小説の書き方』『物語づくりのための黄金パターン117』『物語づくりのための黄金パターン117 キャラクター編』(ES BOOKS)、『異世界ファンタジーの創作事典』『中世世界創作事典』『神話と伝説の創作事典』『日本神話と和風の創作事典』『ストーリー創作のためのアイデア・コンセプトアイデアの考え方』(秀和システム)を刊行。
2020年の新刊には『古代中国と中華風の創作事典』(秀和システム)がある。
PN暁知明として時代小説『隠密代官』(だいわ文庫)執筆。愛知県名古屋市の【専門学校日本マンガ芸術学院小説クリエイトコース】講師として長年創作指導の現場に関わっている。

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