聞はインフラ!
専門学校日本マンガ芸術学院の小説クリエイトコース(旧ライトノベルコース)で、二年に一度くらいの間隔で伺わせていただいてきたのが中日新聞名古屋本社です。
いま、新聞を家でも購読しない、自分も読まない、という人も随分増えました。テレビやインターネットで十分、というわけです。でも、結局そういう情報もソースになっているのは新聞ということは珍しくありません。今でも新聞は重要なインフラであり、その新聞がどういう風に作られているのか、情報をどうあつめているのか、そして過去のニュースにどういうものがあるのかを知るのはネタ集めという意味でも大切なことです。
中日新聞本社では主に団体向けの見学受け入れを行っていますが、毎年10月なら個人でも参加が可能なようです(現在はコロナ禍でどちらも停止中)。他の新聞社なら個人の受け入れもあるかもしれません。ご自宅側の新聞社のウェブサイトを調べてみてはいかがでしょうか。
印象的だったのは中日ドラゴンズコーナーがあったことで、さすが名古屋だなあと思ったのをよく覚えています。
また、インフラとしての新聞には「大量に作る」ことも必要です。本社地下にも立派な設備があるのですが、辻町工場という施設もあり、こちらも見学可能です(停止中)。
愛知県図書館でお宝探し?
中日新聞名古屋本社から大きな道を挟んで反対側には、愛知県図書館があります。非常に大きな図書館で、資料が大変に豊富です。私も仕事でよくよくお世話になっています。
一度、中日新聞本社の見学を終えてからその足でこの図書館へ、というコースをとってみたことがあります。もちろん研修の一環です。何をしたかと言いますと、生徒さんたちにチームを組んでもらって「手分けして面白そうな本を探してそれをもとにプロットを作ってみよう」というチャレンジをしてもらったのです。ある種のお宝探しですね。
愛知県図書館は普通の本はもちろん、地域資料(愛知を中心に近隣に関わる資料)がとても充実しているのでなかなか面白い本を探してきてくれました。そんなチャレンジも面白いですよ。
