榎本的小説専門学校の選び方

榎本秋のクリエイト忘備録

いつのまにか8月も終わり、進路を決める時期になっている人も多いです。
2年間の専門学校に通って小説家になりたいという人に向けた榎本的アドバイスをまとめてみます。

2年間通うなら学校法人がオススメ

学校法人だと

・卒業資格
・就職指導
・学割定期券

などのメリットがあります。
ゲームやアニメ系なら学校法人にこだわらなくても大丈夫ですが
小説を勉強した上でクリエイティブではない企業に就職したい場合は、きちんと就職指導をしている学校を選ぶのがオススメです。

実際に教えてくれる先生や学校環境を調べる

・体験授業やオープンキャンパスにしか来ない先生
・特別授業しか来ない先生

もいます。
普段授業をしてくれる先生がどういう方か必ず確認しましょう。

専門学校2年+卒業後2年で考える

本気で小説家になりたいなら、2年の学校生活+週3程度のフリーターで2年間作品を書くのをおススメします。
在学中にデビューできるのはほぼないと思ってください。
そのためにも、2年間で長編を3本は書き上げましょう。
在学中はコンスタントに長編を書く訓練の期間と考えるのが良いです。
そして、学校が卒業後はどのようにサポートしてくれるかも確認しましょう。

上記が私なりの進路の決め方です。
親御さんには「大学に行かせるつもりで4年間時間をあげてください」という話をします。

学校によって個性が違いますし、学校法人ではない学校にも魅力は当然あります。
自分なりにメリット・デメリットを箇条書きにまとめてみてください。

榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

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