続・半沢直樹はやはり面白い!

榎本秋のクリエイト忘備録

3話が放送されました。相変わらず顔芸も素晴らしいですが
本来は出番がない大和田常務と黒崎が大活躍ですね。
エピソードも映像的でスピーディなものが追加されています。

前回も申し上げましたが、原作とエピソードの違いを比べると映像作品の見せ方がわかってとても勉強になります。

黒崎とのクラウド上のデーターを巡っての攻防戦とか、映像作品ならではの見せ方ですよね。
この一連のシーンは原作にはありません。

しかし、この黒崎との攻防シーンが物語のヒントになり、原作にはないオリジナルエピソードを盛り上げています。
原作を熟読している私でも面白いです。

そして、

・映像でできること
・小説で表現できること

がここまで明確にわかる半沢直樹、本当に素晴らしいエンタメ作品だなと思います。

今回はIT企業買収編と巨大飛行機会社再建編の2本立てですが、
まだ三話とも思えないスタートダッシュぶり。最後まで楽しみです。

榎本秋

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榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

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