自分自身できてないことではあるのですが、
・誤字
・脱字
・誤変換
は、気をつけましょう。
パソコン時代になって、誤変換がとても増えました。皆さんも覚えがあるのではないでしょうか。
「人間だし、誤字は仕方ない」という空気が蔓延しているような気がしています。
プロットや原稿で誤字が多いと、自分のイメージが読んでくれる人にうまく伝わりません。
改めて、誤字をなくすように強く言いたいと思います。
・誤字があっても読めるじゃん
・校正さんが見つけてくれるから
みたいな言い訳をする人もいますが。
誤字ってたまに意味を間違って取られちゃうこともあるんですよね。
せっかく物語を紡ぐのですから、誤字には気を使っていただきたいです。
執筆中に気に掛ける必要はありません。それで執筆スピードが落ちてしまっては非効率だからです。
見直しの際にしっかり誤字を探すようにしてください。このあたり、なぁなぁで済ませている人が少なくありません。
モニター上では見落とすことが多いので、紙に印刷し、ペンを片手に見直しするようにしましょう。
と、言っている自分も誤字が多いので、自戒を込めてです。
榎本秋
榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。