ライトノベル長編新人賞の一次選考で落選が続く人へ

榎本秋のクリエイト忘備録

前回、『ライトノベル長編まるまる一本添削講座』をご紹介させていただきました。
ライトノベル大好きな小説家志望の方が初めて書いた長編を丁寧に解説した本です。

残念がら書店さんでの流通は終わったのですが、各地の学校や勉強会の皆さんからは好評をいただき、ある程度のロットで販売させていただいています。
前回ご紹介したところ個人の方からも購入希望をいただき大変嬉しいです。
amazonさんでこの時点で36,000円弱と高額になっておりましたので、弊社から1冊からの購入も対応できるようにいたしました。
送料と振込手数料をご負担いただきますが、amazonさんで中古で高額で買うよりは断然リーズナブルです。

話は戻りまして。
ライトノベル長編新人賞で一次選考を通過できない。複数回応募しても同じという場合は

①カテゴリエラー
②文章が読みにくい
③説明が多い
④そもそも話になってない

などが考えられます。

①と④はプロットをきちんとやることで解決できることが多いです。
800字であらすじをまとめ、タイトルと30文字ほどでキャッチコピーを考えてみてください。
それらを応募したい新人賞のこれまでの受賞作品と比べてみましょう。
それでカテゴリエラーではなく、他より光るものがあるプロットを作れるように頑張ってほしいです。

②と③については
『ライトノベル長編まるまる一本添削講座 』
をよく読み、自分で納得した読みやすくするためのポイントをA4用紙一枚ぐらいにまとめてみて、自分なりの文章ルールを作るとよいと思います。

一次選考を通過できるのが小説家志望のはじめの関門です。
ぜひ頑張ってください。

榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

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