TVで不思議体験や危機からの脱出などのドキュメンタリーをやっていますよね。
これって作品のドキドキ・ワクワクを増やす上で非常に重要です。
この手の番組は毎週録画して見る価値があると思っています。
どのジャンルを作る上でもこういった番組を見ることで
・技術的な知識
・法的な知識
・さまざまな人間関係
などを包括的に学ぶことができるからです。
TVでみて興味があったことはWikipediaで更に調べて、面白そうだなと思ったら参考文献なども読んでみましょう。
ちなみに私は、滋賀県の大学生の冤罪事件が衝撃でした。
日常に突然訪れる危機はそれだけで物語になるとともに、主人公を非日常に誘うために導入としても面白いです。
普段、なんとなくこれからの番組をみていた皆さんは「創作に役立つ!」という意識で見て、自分の作品の中の盛り上げ要素として組み込めないか考えてみてください。
榎本秋
榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。