生涯無料は成り立つのか!?

榎本秋のクリエイト忘備録

Twitterでご飯やラーメンの生涯無料について盛り上がっています。
以前紹介したサブスクリプションのさらに進んだものなのですが。

1万円で該当の定食が1日1回生涯無料
学生限定、10万円で卒業後も生涯無料

生涯無料って謳うとインパクトはありますが、実際運営するのは難しいですよね。
原価は上がっていきますし。

・大盛り一生無料
・100円のトッピング一生無料

あたりはいけると思うんですが。
まぁいけるのでインパクトは薄くなっちゃいますかね。

または10人くらいだったら店の経営にもさほど影響しないと思うんですが、1000人とかになるとにっちもさっちもいかなくなるのではないでしょうか。
実際、前約束で生涯無料を謳っておきながら、後から条件を追加したりして物議をかもしているお店もあるようです。
そもそも、そのお店が閉店してしまったら元も子もないですよね。

ただ、「生涯無料」ってインパクト大きいですよね。
誰もが一度は「お」と文字を追ってしまうでしょう。
これは小説でも同じです。
大きな事言うのは大事で、それを実現するのは大変という話です。

なにか面白いことを思いついたらそれがちゃんと実現するか、また小説なら1冊で収まるかも考えてみてください。

榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

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