褒める勉強会をぜひやりましょう

榎本秋のクリエイト忘備録

コロナ禍でWEB上での勉強会が多くなったと昨日お話しました。
そこで、やはり大事だなと思ったのは褒める勉強会です。

お互いにプロットを持ち寄って丁寧に読み込み、「どうしたらそのプロットが面白くなるか」を同じようなジャンルの志望者同士で話し合うことで、自分のプロット制作にも活きてくるということを最近改めて実感しています。

褒める=当該プロットの良いところがわかる
ということは、自分でプロットを作る際もどこを伸ばしていけばいいかわかるということです。
実は他人の作品を具体的に褒めるのは非常に難しいです。どうしても粗や矛盾などに目がいってしまうので。

ポイントとしては

・共感できるか
・物語スケールは大きいか
・どんでん返しはあるか

が特に大事なところかなと思います。
ぜひ、近いジャンルの小説家志望者同士でWEBミーティングなどやってみてください。

榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

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