この時期だからこその便乗商法に惑わされないように

榎本秋のクリエイト忘備録

最近になってやっと流通してきましたが、一時期はマスクが本当になかったですね。かつ値段も上がってました。
足りなくなると値上がりは必至ですね。売る方も確保が大変ですから当然ではあるのですが。
3月の上旬はトイレットペーパーをはじめとした紙類も店から姿を消し、こちらも少し値上がっていました。
私などはもう27年前になる平成の米騒動も覚えています。
落ち着くとなんでもないんですが。


そんなコロナ禍の中で最近、目につくものに「コロナ特売」というものがあります。
コロナの影響で流通ができなくなったり、店舗が営業できなくなったので安く販売するというもの。
これ自体は需要と供給が一致していてとても良いのですが。
ちゃんと調べないと実はお得ではないこともあります。

たとえば

・通常の商品名と少し名前を変えて本来は販売してない商品を作り、その商品の定価を元に割引する
・焼酎の四合瓶ボトルでネット販売で800円、飲食店で3000円で提供されているものが


「コロナで賞味期限が近づいてます、3000円から30%引きです」とその飲食店の通販サイトで販売されても、別のサイト(本来のネット販売)で見たら800円。「ううん?」って思いますよね。
安く売っているなと飛びつくのではなく、Googleで似たような商品を検索して比較するのが良いと思います。

私も自分で検索してみて気がついたことで、なんでも調べてみるとわかることがあるという例でした。

調べなかったら何割引という文言に騙されてしまうところでした。
もちろん実際に割引して販売しているところもあります。
だからこそ騙されてしまうんですよね。

そういえば、若い時に署名を求められたので応じたら寄付金まで求められて困ったことがありました。
その時は払ってしまったのですが。あれも始めから言われていたら署名も断っていました。
催眠術ではないですが、こういうのはある種の「劇場型」とも言えるものでシチューエーションに飲み込まれると思考が停止してしまうことがあります。
なにか思い込みがある時こそ一歩振り返るのが大事だなと思いました。


こういった劇場型・集団心理などを、作品でパニックやブーム、熱狂を描く際にうまく描写するとリアリティが増します。
ひとり冷めた人を登場させ、冷静に現状を指摘してみるのもいいですね。

榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

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