出張や観光など、宿泊のホテルや移動の時はよく観察してみよう!③

榎本秋のクリエイト忘備録

今回は新幹線で驚いた出来事を紹介します。

新幹線は基本的に窓際に座るようにしています。パソコン仕事が多いので電源確保の意味もあります。
ある時も窓際に座っていたら、隣に来た女性の方が窓際のフックにコンビニの袋をかけました。
その女性の席前にある網掛けは何も入れてないのにです。

びっくりしてしまい、「そもそもこのフックはなに?」と思い調べてみましたら。
帽子掛けであることを知りました。

帽子掛けにコンビニの袋をかけるのはいいですが(帽子より上着や軽いバッグを掛けているのをよく見かけますし)、窓際にあるフックを通路側の人が使うのはあまり考えられず…。
しばらく我慢してみたのですが、目の前をコンビニ袋がブラブラするので我慢ができず。
隣の方に外してほしい旨をお願いして、引き取ってもらいました。女性は納得がいかなかったのか、無言でしたが。

疑問に思ったので後ほど駅員さんに聞いてみたところ、そういう例は聞いたことがないと驚いていました。
やはり窓際の人が使うものと思っていいようです。

こういう時、通路側だと車掌さんを呼びにいけるのですが、窓側だと出ずらいです。
でも次からは車掌さんに相談に行こうと思いました。
20年ほど新幹線乗り、こういった出来事に遭遇したのは1回だけです。

※ポイント
この女性はどうして席の前の網掛けが空いているのに、わざわざ通路側のフックにコンビニ袋をかけたのでしょうか。
この心理を考えてみることでキャラクターの幅が広がります。ぜひ考えてみてください。

榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

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