今の状況の中で、俄然注目を浴びているのがビデオチャット。みなさんもう使われましたか?
私などはせいぜいLINEやスカイプで音声通話するぐらいで、たまにミーティングでビデオチャットを使うぐらいだったのですが。
このご時世で打ち合わせはほとんどビデオチャットになりました。学校の授業なんかもビデオチャットが増えていきそうですね。
この流れでビデオチャットが一般化しそうなので、みなさんもぜひ使ってみてください。
ビデオチャットの利点は、なんといっても移動時間がかからないこと。
相手先に行っての打ち合わせだと移動時間や待ち時間が発生しますが、これがナシになるのは大きい。
一方、ネットワークが安定していないと動きが鈍くなったりします。
自宅作業が増えていく中で、近隣の方がネットワークを使いすぎていると自宅のネットワーク環境も悪くなったりしますね。
このあたりは、今後インフラを改善してほしいなぁと思います。
音声チャットと違うのは、顔と上半身、作業スペースの背景が映るので、自宅とはいえど最低限の恰好をしたり、背景を整える必要がある事ですね。
背景に関してはさまざまな企業やコンテンツが背景用のフリー素材を配布してくれています。この素材のチョイスでその人の嗜好や性格が見えてきそうですね。
ネットワークの安定性やテレワークのメリットとデメリット。やってみて気づくことは多いかと思います。
ぜひ、新しい流行りは体験してみてください。
必ずしも作品にすぐ生きるとは限りませんが、知っておくこと、体験しておくことは大事です。
私は以前スマホなんていらないと思って数年間放置し、LINEなども使っていませんでした。
その数年間は文化から取り残されたなと思ったものです。
人間生活の今を知ることは創作においてもとても大事だと思います。
榎本秋
榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。