世の中は自粛ムード一色ですね。
そんな中で、
・閉鎖された登山道の鍵を壊して入った人がいたり
・自分だけはいいやとビーチに行ったり
・公園で密になったり
といったニュースを見ると思います。
こういうニュースを見て「自分は自粛しているのにズルい」と思うのではなく、
「なんでそんなことしようと思うのだろう」という視点で見てみましょう。
その人の気持ちになってみるのです。そうすると自分がこの手の作品を書くときに役立ちます。
また、現在飲食店などが営業自粛をしても潤沢な保証があるわけではなく、家賃の心配をしているというニュースも流れていますよね。
一方で診察や薬の手配の仕方が変わったりもしています。
マスクや消毒用アルコールがなくなったことや、国からの配布マスクに関わる疑惑あたりも調べてみたら興味深いことがわかるかもしれません。
不安も多いですが、こういうご時世をリアルで過ごせる今、自分の作品に活かせるべく情報収集や非難される行動をする人のメンタリティを考えてみたりしましょう。
榎本秋
榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。