榎本秋が今このサイトを行うわけ

榎本秋のクリエイト忘備録

早いもので、来月でこのサイトも1周年となります。
今回はどうしてこのサイトを始めたかをお話したいと思います。

創作支援系のサイトは昔からたくさんあって、90年代後半の黎明期には私もいくつかのサイトに参加していましたし、サイトの運営にも関わってました。
その後、投稿サイトやノウハウを集めたサイトなどが増え始め、その中から商業的にも成功した「小説家になろう」さんなどもでてきました。
プロの作家さんが動画や通信添削などもやるケースも増えてきましたね。

10年ほど前からアフリエイトサイトが増えた時には、ライトノベルや小説の書き方のサイトもたくさんでました。
この時は私の本なども含めた既存の本から、ほぼ写しただけみたいなのも結構ありました。
私の書籍でしか書いてない考え方がいくつかあるのですが、それをしれっと使われているときはびっくりしました。そのサイトは全体的に私の本を元にしていました。
その後、サイトも淘汰されていきました。

私の場合、

・ライトノベル・小説の書き方の本をたくさん出してきた
・専門学校の現場に立ってきた
・現在、会社として小説の編集に関わっている
・4、5年前まで年間1000本以上の下読みをしていた

が売りだと思っています。

これまで編集者としても作家事務所の経営者としても小説・ライトノベルに関わってきて
そこで感じたこと、作家志望の方がよくやりがちなことをわかりやすく伝えていきたいなと思っております。
また、webの速報性もいかして、皆様の興味あることや出版業界の流れとも関連付けてお話していければとも。

最後にこのサイトと書籍・学校でのそれぞれの違いをわかりやすく提示させていただきます。

<サイト>
1回読み切り。興味がある記事からどんどん読んでいける。

<書 籍>
1冊の本を順番に読んでいくことでその本の目標である知識や考え方が身につく。
私と榎本事務所のウリである理解を助ける豊富な図版が収録されている。(一部書籍除く)

<学 校>
基本は個別指導。指導法に関しても毎年アップデートし、また個別の事情を元に変更している。
同じ科目名でも毎年全く同じ内容ということはない。

それでは今後ともよろしくお願いいたします。

榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

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