日本と世界の歴史を知る

榎本秋のクリエイト忘備録

歴史が苦手な人、多いと思います。人名や西暦・元号覚えられないとか。
別に大丈夫です。作家志望の必要な歴史は暗記ではないからです。
作家志望に必要な歴史とはズバリ

・事件
・制度
・人物

です。

どんな人物が、どんな活躍をして、どんな制度を作ったか。それにより時代はどう動いてきたのか。そういった個別のエピソードに注目してみてください。
今は日本史も世界史もマンガで気軽に読める本がたくさんでています。

まず、古代文明から第二次世界大戦までをざっくりと把握します。
その中で興味がある制度や事件、人物があったら詳しい本を読んでみましょう。

おすすめの流れとしては

中国の歴史
  ↓
日本の歴史
  ↓
ヨーロッパの歴史
  ↓
アメリカの歴史


の順で調べてみることです。

中国も日本では三国志が特に有名ですが、それ以外の時代も面白いですし、文化の移り変わりも興味深いです。
また、ヨーロッパも大航海時代やフランス革命をあたりを見てみると面白いです。

そうして触れていく中で、自らの作品に連なるテーマやエッセンスが見つかります。また、エピソードを作るヒントがあるかもしれません。
ぜひ、今までの人類の歴史にも興味を持ってください。

榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

タイトルとURLをコピーしました