2020年4月版 自費出版、共同出版、企画出版について。いまは、POD(プリントオンデマンド)という手段もあります

榎本秋のクリエイト忘備録

小説家志望をしているとどこかで接点があるのが、「自分でお金を出して本を作りませんか?」という誘いです。
昔は紙の本でしたが、いまは電子書籍でもあります。コンテストに応募すると誘われることもあるようです。

まず、商業作家としてやっていきたならこの手の話にの乗らない方がいいと思います。
よほどの幸運がないとこのやり方から作家になっていくのは難しいからです。
どうしても出版したい本がある場合。以前なら同人誌だけでしたが、今は電子書籍、そしてPOD(プリントオンデマンド)という1冊から本を作ることもできますので、幅が広がっています。電子書籍とPODは個人でも制作可能です。
となると、大金を払って紙の書籍を出すよりは電子書籍やPODがいいと思います。
どちらも業者さんが色々なサービスをしていますが、なるべく相見積もりをとったり少し勉強して自分で作るのが私的にはおすすめです。

「小説を書いてお金をいただく」ことがプロの商業作家として大事なことであり、
自分でお金を出すのはNG
と覚えてもらいたいなと思います。

なお、商業出版で本を出したことがある方で、出版社からは売上などの理由で続編等を出せないと言われた際も同人誌や電子書籍、PODで出版する選択肢があります。
その時は念のため契約書を確認し、出版社さんに相談してみることをおすすめします。シリーズ展開含めて出版社が独占権を持っている場合もあるからです。

榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

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