創作基礎とは?

創作基礎

お話づくり、まずはここから!

創作基礎というコンテンツは、皆さんが創作をするにあたって基礎中の基礎から学び、確認していただくための全20回の記事です。
テクニックも大事ですが、まずは気持ちと目標の問題から。【なんのために創作するのか】があやふやだと、適切な準備も必要な対処もできません。このサイトに来られる方はプロを目指しておられるのでしょうが、そもそも【プロとはなにか】がわかっていないとうまくいきません。これをきちんと理解した上で【新人賞受賞を目指す】のが王道と言えましょう。
そのためにはどんな分野でプロになりたいかも大事になります。【ライトノベル】でしょうか、【少女小説】でしょうか、【ライト文芸】でしょうか。【ウェブ小説】の世界で成功したいという人もいるでしょう。
さて、実際の創作はどんな手順になるでしょうか。まずは【プロットを作る】ことをおすすめしますが、人によってはあえて【とりあえず書き始める】ほうがうまくいくことも多いようです。
どちらにしても、【アイディア】がないとお話は作れませんが、そのためには日頃から【インプット】をして準備をする必要があります。アイディアのためにも、テクニックを身につけるためにも、【読書】習慣も役に立ちます。
一口にアイディアと言っても、お話の要素は実に色々です。まずキャラクターについては、【4つのポイント】に注目するやり方と、【細かい要素から作っていく】やり方があります。【世界設定にもコツ】があり、【ファンタジー】は特に考えるべきことが多いのです。
こうしてお話ができても、まだスタートラインに立っただけ。【実際に作品を作る】のは大変な作業ですし、書き終えたら【きちんと見直す】ことが必須です。
最後に、視野を広げるということの大事さを強調させてください。【本屋に足を運んで】世の中の流行をおさえ、【他ジャンルのエンタメに触れ】て柔軟な考えを得ることで、それまでには書けなかったものが書けるようになるでしょう。

【執筆者紹介】榎本海月(えのもと・くらげ)
オタク系ライター、ライトノベル編集者。榎本事務所に所属して幅広く企画、編集、執筆活動に従事。共著として『絶対誰も読まないと思う小説を書いている人はネットノベルの世界で勇者になれる。ネット小説創作入門』などがある。
2019年に新刊『この一冊がプロへの道を開く!エンタメ小説の書き方』『物語づくりのための黄金パターン117』『物語づくりのための黄金パターン117 キャラクター編』(ES BOOKS)、『異世界ファンタジーの創作事典』『中世世界創作事典』『神話と伝説の創作事典』『日本神話と和風の創作事典』『ストーリー創作のためのアイデア・コンセプトアイデアの考え方』(秀和システム)を刊行。
2020年の新刊には『古代中国と中華風の創作事典』(秀和システム)がある。
PN暁知明として時代小説『隠密代官』(だいわ文庫)執筆。愛知県名古屋市の【専門学校日本マンガ芸術学院小説クリエイトコース(https://www.ndanma.ac.jp/nma/course/novel/)】講師として長年創作指導の現場に関わっている。

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