話を適度にかき混ぜるキャラクター

榎本秋のクリエイト忘備録

長編小説には、大体5人くらいのキャラクターを出したらいいと私は考えています。

主人公
相手役
友人
見守り役
ライバル
敵役

の中から選ぶのがいいと思いますが、
この中の友人か、ライバルに話を適度にかき混ぜる要素を入れてみると面白いです。

彼または彼女は意図せずに物語をひっくり返し、周りを困らせますが、その行動は結果的に話全体としては良い方向に向かっていきます。
読者からすれば「一体なにをやらかすんだ?」と期待が高まるからです。
長編シリーズになると彼or彼女が登場しただけで、読者はワクワクするでしょう。

ただ、多用し続けるとパターンに嵌ってしまいますでの注意を。
例えば、本編ではなく外伝の短編集でだけ出すとかも面白いですね。
ライトノベルの人気シリーズである「スレイヤーズ」に出てくる白蛇のナーガが、まさに本編には出ないけど外伝の短編で大暴れするキャラクターになります。

榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

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