プロット→長編執筆という流れがあり順調に応募し始めて、ライトノベル新人賞の一次選考で3回以上落選した場合、一度作品を見直す必要があります。
ポイントは
・説明ばかりになってないか
・読者が感情移入できるキャラクターはいるか
・主人公は最後まで1人でぶれてないか
・話はちゃんと終わっているか
です。
これらに当てはまるのは案外多いです。客観的に作品を見ることができないと、自分だけでは判断が難しいためだと思われます
自分で見直してみても上記ポイントが問題ないと思う場合は、GA文庫やオーバーラップ文庫などの全応募作に評価シートをもらえる賞に応募して指摘をもらったり、小説の添削サービスなどを利用してみるのも手だと思います。
この時のポイントはアドバイスを聞きすぎないことです。そのアドバイスが100%正しいとは限らないからです。
なので、もしお金に余裕があれば3つくらいの小説添削サービスに同じ作品を送って共通しているところを直すというのも1つの手です。
一次選考の評価は相性もあるので必ず毎回通るとは限らないですが、3回落ちた場合は直すポイントが有ると思ってください。
榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。