プロットのチェックポイント

榎本秋のクリエイト忘備録

編集者、出版プロデューサー、小説指導講師としてこれまで多くのプロットを見てきました。
プロットで見るポイントは大きく2つあります。

1)面白いか
2)作品として仕上がるか

1は色々な勉強やヒラメキなど、自分でがんばるしかないです。たくさんインプットすると良いでしょう。
2は作品として完成させるためにはポイントが有り、これは訓練することでマスターすることが可能です。
そのため、私のゼミでは毎週1本、月1回の勉強会では10本あらすじを作ってくるように指導しています。

では、2について説明していきます。

・主人公が明確か
・主人公は物語の中で苦難や障害に直面し、自分で決断して、その結果成長しているか
・主人公の活躍でその作品世界に変化があるか

上記ポイントがきちんと押さえられていると多くの方が楽しめる作品として仕上げることができます。
プロットを拝見していると「はじめの部分はいいんだけど、そのあとの展開が……」といったものが多いので、上記3点を意識してみてください。
さらに、主要キャラクターの中に読者が感情移入・あこがれ・共感できるキャラクターがいるとさらに良いと思います。

榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

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