小説の学校を選ぶポイント

榎本秋のクリエイト忘備録

私並びに榎本事務所が小説の専門学校でどのような授業を行っているかは前回説明いたしました。
また、拙著『この一冊がプロへの道を開く!エンタメ小説の書き方』(DBジャパン)を目次だけでもご覧いただけると、小説家にどういったことが必要かの大枠はつかめると思います。
この本は東放学園映画専門学校ではじめに受講すべき基礎テキストをもとにしてます。
また、『ライトノベル新人賞の獲り方』(総合科学出版)は基礎を学んだ人に向けた新人賞受賞のためのポイントを纏めたものです。こちらも目次だけでも見ていただけると、必要なことがわかっていただけると思います。
正直なところ、この2冊に小説家になるための最大公約数的なポイントは詰まっていて、あと必要なのは応用だと考えています。
創作指南本は私以外の諸先生もたくさん出されており、それらを読むことで得られる知識は多いです。それらで対応できないのが応用部分。応用部分を具体的にいうと

・コネ
・個別指導
・いろいろな創作の方法論

です。
その応用部分を担ってくれる選択肢の1つが学校で勉強することになります。
ですので、小説の専門学校に行くと決めたのなら

・就職を視野に入れているのか
・業界とのコネを作りたいのか
・小説家の先生ごとのオリジナリティある授業を受けたいのか
・課題は丁寧に見てくれるのか
・個別指導はあるのか

で、学校を選んでいくと良いと思います。

・一般就職に強い学校
・業界就職に強い学校
・業界とのコネが強い学校
・小説家の先生が独自の方法論を教えてくれる学校
・文章やアイディアなどを丁寧に個別してくれる学校

など学校ごとに特色があります。就職する際は作家の道を諦めるのではなく、仕事をしながら執筆を続けてデビューを目指します。

まず、学校に何を求め、自分としては何を頑張るかを決めた上で学校を決めるのが良いと思います。
そうすれば入学後の学校生活も有意義に過ごせるでしょう。2年間はあっという間に過ぎますので、どのように過ごすかが大切になります。

榎本秋

榎本 秋(えのもと あき)
活字中毒の歴史好き。歴史小説とファンタジーとSFとライトノベルにどっぷりつかった青春時代を過ごし、書店員、出版社編集者を経て2007年に榎本事務所を設立。ライトノベル、時代小説、キャラ文芸のレーベル創刊に複数関わるとともに、エンタメジャンル全体や児童文学も含めて多数の新人賞の下読みや賞の運営に関わる。それらの経験をもとに、小説、ライトノベル、物語発想についてのノウハウ本を多数出版する。

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