高校生に進路の話をの一環として、桑島の今までとこれからの話しをさせていただきました。
子供のころから本が大好きで、小学校の帰りに図書館に通い、空想に夢中になり、高校時代にライトノベルに出会って、本気で小説家になりたいと思ったものの、なかなか周りに言い出せず進路に悩む。ちょうどそのとき読んでいた本に書いてあった「肝心なのは後悔しない道を選ぶよりも、ちょっとくらい後悔してもいいからそれを乗り越えられる強さを持ちなさい」という言葉が胸に響いて、小説を教えてくれる専門学校に進学することを決めた。
それから事務所に所属するまでのいきさつや、デビューするまでのこと。
時代小説のお仕事を頂いてから必死に勉強したことで、小説家の仕事はずっと勉強なんだと気づき、 また地元をモデルにした小説を書いたことで、改めて地元の良さを実感する。
そして小説家で居続ける難しさと、そのためにこれからも日々勉強していきたいという気持ちをお伝えさせていただきました。
作家 桑島かおり(榎本事務所所属)