小説家になる!

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小説家になりたい人はたくさんいるかと思います。
それでは、どうしたらなれるのでしょうか?

小説家と一口にいっても定義は大変難しいのです。

インターネットがこれだけ発展してくると、昔のように紙媒体でしか小説を発表できないということはなくなりました。
いまや誰でも手軽に小説を発表できるようになりましたし。
また、IT技術の発達で電子書籍や1冊から印刷できるオンデマンド方式で本を販売することも可能になりました。

そのため、小説家の幅が広がりました。
新人賞に応募して賞を取り、出版社の編集者と付き合いながら作品を発表する――というのが昔の小説家の姿でした。
今は出版社を介さなくても世間に自分の作品を送り出すことができます。そうなると、どこからが小説家と呼べるのか、定義が難しくなりますね。
そこで、今回は趣味ではなく小説家として読者を獲得し、収入を得ていくことも目的としている方にむけて小説家のなり方を説明していきたいと思います。

◎小説家のなり方
小説家になる方法には大きく
1)新人賞を受賞する
2)WEBメディアで評判を得て、出版オファーが来る
3)他のメディアで活躍して、出版オファーが来る

の3つがあります。

近年は、2の方法でデビューする人が増えています。
小説家になろう・エブリスタなどの投稿サイトで人気を得て声がかかる、いう流れになります。
この流れで出版を目指す方法論は、『絶対誰も読まないと思う小説を書いている人はネットノベルの世界で勇者になれる。ネット小説創作入門』という本にまとめさせていただきました。よろしければこちらをお読みいただけると幸いです。

今回は、1の新人賞を受賞する方向で説明させていただきます。
といいますのも、2だと作品のみが評価されますが、1は作家として評価される場合が多いからです。
2ですとよほどのことがないと1つのシリーズが終わったら新しいシリーズで1から人気を得ないといけませんが、1の場合はある程度のチャンスをいただける場合が多いです。
というのも出版社は新人賞の運営費などを投資しているので、そこからデビューした作家さんには活躍してほしいからです。

◎小説家の報酬
小説家の報酬には
1)雑誌などに掲載されるときの原稿料
2)本が出版されるときの印税

の大きく2つあります。

原稿料は400文字あたり○円という形式で支払われます。
今は雑誌が減ったの雑誌に掲載して原稿料を得るのは少なくなりました。
また、昔は雑誌に掲載→単行本で出版→文庫化という流れが多かったのですが、今はいきなり文庫で出版のケースもあります。

印税は本体価格の5~10%を貰えることが多いです。
以前は本を作った分だけもらえる発行印税が多かったですが、最近は売れた分だけ支払われる売上印税方式も増えてきました。

◎新人賞の仕組み
新人賞は基本的に下読みと最終選考に分かれます。
応募数によって下読みは1~3回ほどです。一次選考、二次選考と言った方が分かりやすいでしょうか。
最終選考は選考委員の先生がおり、その方の選評は公開されます。
最近は一次選考を通過すると選評が来るなどの賞も増えてきました。

まずは、この一次選考を突破することが大事になります。
どうしても人間が読みますので同じ作品でも同等の評価になるは限りませんが、今まで数多くの作家志望の方の原稿を拝見し、新人賞を運営してきた経験を元に大体のレベル感を説明いたします。

◎新人賞のレベル感
・一次選考通過
 本をよく読む仲の良い友人が最後までストレスなく読める
・二次選考通過
 本をよく読む仲の良い友人が楽しく最後まで読んでくれる
・最終選考
 本をよく読む友人が一気読みしてくれる
・受賞
 マンガやアニメなどが好きな友人が一気読みしてくれる

◎新人賞を受賞するには
では、どうしたらそういう小説を書けるのでしょうか。
必要なのは
・文章力
・構成力
・発想力
になります。

上記の力を一番手っ取り早く身につけるには本を読むのが良いと思います。
私だけではなく皆さんもよく言っているのは、本を1000冊読んで初めて作家志望のスタートラインに立てるということです。
といってもいきなり1000冊は気が遠くなるでしょうから、まずは月に10冊程度を読んでみましょう。
文豪の作品やメディアミックスになった原作など、売れていたり有名だったりする作品をバランスよく読んでみてください。

そして、実際に執筆する際には、プロットといわれる設計図は必ず作りましょう。
800字ぐらいで、結末まで書くこと。それをもとに執筆し、詰まるところがあれば箇条書きなどを残して飛ばして構いません。
とにかく、書こうと思ったものを最後まで書ききることが大事です。

作品が完成したら、プリントアウトして音読してみましょう。誤字脱字、意味がわからない表現などがあることが多いのです。

大事なのは思い立った作品を書ききることです。書ききらない作家志望者さんが本当にたくさんいます。書ききること、まずはここを念頭に置いて執筆してほしいと思います。

榎本秋

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