歴史は創作の教科書!

アイディアと観察

私たち榎本事務所は様々な仕事をさせていただいています。
その中で、創作支援・作品発表と同じくらいたくさんやらせていただいているのが歴史関係です。

日本の戦国時代や江戸時代を中心に、色々な歴史的事件や人物、要素につきまして、
詳しくない人にもわかりやすく噛み砕いて、それでいてあまり知られていないような
ちょっと面白い話を掘り起こすことを心がけています。

……ここまで読んで、「自分には関係ないな」と思いましたか?
いえいえ、そんな事はありません。
あなたが魅力的なキャラクター、ワクワクする物語を作り上げたいなら、歴史こそは最高の教科書です。

そもそも、歴史的な事実をベースに、ちょっと(あるいは「うーんと」)
脚色して物語にするのは、昔からエンターテインメントの大定番です。

ヤマトタケルの冒険、『三国志』に『水滸伝』、源義経をヒーローにした源平合戦の物語、
それから織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑。江戸時代なら「暴れん坊将軍」、そして幕末の志士たち……。
これらは皆、まず歴史的事実があり、そこに色々と脚色が施されたりされなかったり、
キャラクターだけ活かした物語だったりするものです。

どうしてこういう事が行われるのか。細々とした理由は色々あるんですが、
一番は「面白いから」です。「事実は小説より奇なり」といいますが、
世の中にはたまに「小説家がどれだけ頭を悩ましても作れないキャラや事件」が現れるもの。

せっかく素敵な素材があるのだからそれを使ったり、
あるいは自分がオリジナルで作るにあたって参考にするのは、合理的な作戦じゃありませんか?

【執筆者紹介】榎本海月(えのもと・くらげ)
オタク系ライター、ライトノベル編集者。榎本事務所に所属して幅広く企画、編集、執筆活動に従事。共著として『絶対誰も読まないと思う小説を書いている人はネットノベルの世界で勇者になれる。』などがある。2019年にも新刊『この一冊がプロへの道を開く!エンタメ小説の書き方』『物語づくりのための黄金パターン117』『物語づくりのための黄金パターン117 キャラクター編』(ES BOOKS)、『異世界ファンタジーの創作事典』『異中世世界創作事典』『神話と伝説の創作事典』(秀和システム)を刊行。PN暁知明として時代小説『隠密代官』(だいわ文庫)執筆。講師としては愛知県名古屋市の専門学校日本マンガ芸術学園にて講義を行い、さらにオープン参加形式で【土曜セミナー】毎月開催中。

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