技術・社会問題から物語を

アイディアと観察

ネタがない、プロットが作れない、とお悩みのひとにオススメなのが時事ネタを活かす方法です。
特に「新しい技術や社会問題」に着目するのは最もオススメの手法と言えます。

どういうことでしょうか。
ニュースや新聞に目を向けると、日々様々な技術や社会問題についての情報が発信されていますよね。
あるいは日常生活しているだけでもそれらに出会うことはあるはずです。

筆頭はおそらく今みなさんがこのサイトを見るのに使っているもの。パソコンあるいはスマートフォンです。
物心ついた頃からある人には思いもよらないでしょうが、
これらのテクノロジーの発達とともに生きてきた人からすると
「世の中も変わったなあ」としみじみしてしまうのですよ。

さて、それらの技術や社会問題が発展・進捗・悪化したら社会はどう変わるでしょうか?

・ロボットの発達は社会をどう変えるか?
・高齢化が進み切ったら世の中はどうなるか?
・空飛ぶ車が一般化したら生活はどうなるか?

どれについても考える余地の多い、面白いテーマです。
あくまで現実に即して「そんなに変わらないかも?」「いや、ここが変わる」と考えてもいいですし、
もっと現実離れして「一人一台空飛ぶ車でこうなる!」なんて発想をしてもいいです。

技術も問題も多種多様にありますから、日々の発想訓練にもおすすめです。

【執筆者紹介】榎本海月(えのもと・くらげ)
オタク系ライター、ライトノベル編集者。榎本事務所に所属して幅広く企画、編集、執筆活動に従事。共著として『絶対誰も読まないと思う小説を書いている人はネットノベルの世界で勇者になれる。』などがある。2019年にも新刊『この一冊がプロへの道を開く!エンタメ小説の書き方』『物語づくりのための黄金パターン117』『物語づくりのための黄金パターン117 キャラクター編』(ES BOOKS)、『異世界ファンタジーの創作事典』『異中世世界創作事典』『神話と伝説の創作事典』(秀和システム)を刊行。PN暁知明として時代小説『隠密代官』(だいわ文庫)執筆。講師としては愛知県名古屋市の専門学校日本マンガ芸術学園にて講義を行い、さらにオープン参加形式で【土曜セミナー】毎月開催中。

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