レギュレーションをしっかりチェック!

プロを目指す

新人賞には、賞ごとにレギュレーション(ルール)が決まっています。
これを守れなければ、当然のことながら選考外となってしまい、受賞どころではなくなってしまいます。

具体的にどんなレギュレーションがあるのかは、賞によって違います。
でも、どんな賞でも必ずあるのは、
・締め切り
・送る際の形式
ですね。

締め切りは毎年大体一緒のことが多いですが、変わる可能性もあります。
年に複数回締め切りがある章もあります。ちゃんと確認しましょう。
ターゲットの賞を見定め、締め切りから逆算してしっかり仕上げて投稿するのが最高ですが、常に上手くいくとは限りません。
締め切り前に無理に終わらせて未完成状態で投稿するより、完成した時に締め切りが近い賞に送るのもいいかもしれません。

形式は賞によって本当に色々です。昔は印刷して紐で閉じて郵送して……でしたが、
最近はメールへの添付やサーバーへのアップロード方式が非常に増えました。
データの形式その他が適切でないと受け取ってもらえないことが多いので、注意しましょう。

レギュレーションとして明確に定義されていなくとも、
やった方がいいこと、やらない方がいいことはあるものです。

・あらすじは主観を挟まずに淡々と最初から最後まで書けていますか?
・キャラクターイラストや世界設定など余計なデータも入れていませんか?
・物語はきちんと完結していますか? あからさまに未完の物語を送っていませんか?

私の経験ですが、「余計なこと」をすると減点されやすいようです。
不安な気持ちはわかりますが、評価されるのはあくまであなたの作品です。
余計なことに気を割かず、求められたものを揃えた上で、作品に力を込めましょう。

【執筆者紹介】榎本海月(えのもと・くらげ)
オタク系ライター、ライトノベル編集者。榎本事務所に所属して幅広く企画、編集、執筆活動に従事。共著として『絶対誰も読まないと思う小説を書いている人はネットノベルの世界で勇者になれる。』などがある。2019年にも新刊『この一冊がプロへの道を開く!エンタメ小説の書き方』『物語づくりのための黄金パターン117』『物語づくりのための黄金パターン117 キャラクター編』(ES BOOKS)、『異世界ファンタジーの創作事典』『異中世世界創作事典』『神話と伝説の創作事典』(秀和システム)を刊行。PN暁知明として時代小説『隠密代官』(だいわ文庫)執筆。講師としては愛知県名古屋市の専門学校日本マンガ芸術学園にて講義を行い、さらにオープン参加形式で【土曜セミナー】毎月開催中。

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