創作基礎7:インプットは必要です!

創作基礎

好奇心を持って挑戦し、観察する

なんの材料もなしに自分の中からアイディアが出てくることは基本的にありません。
アウトプットにはインプットが必要です。

まったく突拍子もなく思いついたように見えても、実は過去に読んだ本、楽しんだゲーム、他人から聞いた話、自分自身の経験などが無意識のうちにバックボーンになるものなのです。

つまり、このインプットの量と質を高めることによって、より良いアイディアが出てくることが期待できるようになります。
どうしたらいいのでしょうか。

第一のキーワードは「好奇心」です。
「面白い!」「興味深い!」「これどうなってるんだろう!」の心ですね。
好奇心があれば、インプットの機会が増えます。
普段読まない本を読み、普段とは違うスポーツに挑戦し、いつもと違う道に入ってみて、という気にもなります。

長い休みが取れた時に、家でゴロゴロするよりも、人の集まるイベントや、旅行に出かけようという気持ちも生まれるでしょう。
このように、好奇心はインプットの量を増やす力があります。

メモを取ってインプットの質を高める

インプットの量だけあっても、良いアイディアにつながるとは限りません。
八方美人という言葉もありますが、あちこちに興味があってちょっと見ては見たけど浅くしか理解できなかった、あるいは忘れてしまったでは時間の無駄です。インプットの質を高めなければ。

そこで第二のキーワードは「メモを取る」です。
メモを取る癖をつけることで、インプットの質がずっと高くなります。

それはどうしてかというと、まず書くことが頭を刺激するのが一つ。
また、メモすると後でもう一度見直すことになりますので、記憶が強化されるのが一つ。
(なので、メモするだけして放置しては意味が薄くなってしまいます)

メモにはなにを書けば良いのでしょうか。たとえば、次のようなことをおすすめします。

・気になったニュース
・本に書いてあった印象的な言葉(本のタイトルやページも)
・知らなかった知識
・その日起きた出来事

これらは、放っておくと忘れてしまうことばかりです。
しかし、メモすることで、後々確認することができます。
また、理解できなかった単語や知識についてもメモしておけば、
あとで検索したり辞書を引いたりして理解することができます。

さらなる段階としては、このメモを定期的に「整理」することをおすすめします。
たとえば、紙に書き写して袋で整理したり、表計算ソフトで管理したりするわけです。
こうすることで、後々「なにか役に立つ話なかったかな」と思った時に確認が簡単です。

【執筆者紹介】榎本海月(えのもと・くらげ)
オタク系ライター、ライトノベル編集者。榎本事務所に所属して幅広く企画、編集、執筆活動に従事。共著として『絶対誰も読まないと思う小説を書いている人はネットノベルの世界で勇者になれる。』などがある。2019年にも新刊『この一冊がプロへの道を開く!エンタメ小説の書き方』『物語づくりのための黄金パターン117』『物語づくりのための黄金パターン117 キャラクター編』(ES BOOKS)、『異世界ファンタジーの創作事典』『異中世世界創作事典』『神話と伝説の創作事典』(秀和システム)を刊行。PN暁知明として時代小説『隠密代官』(だいわ文庫)執筆。講師としては愛知県名古屋市の専門学校日本マンガ芸術学園にて講義を行い、さらにオープン参加形式で【土曜セミナー】毎月開催中。

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